FAFビーチバン

ビーチカーシリーズの第3弾 スバル360カスタム

会社方針

フォレストオートファクトリー コンセプトカーとして誕生したFAFビーチクルーザー・FAFビーチバギーそして、集大成である第3弾として製作されました。今回は、外装・内装の木質化の製作を担当し、埼玉県産材を適材適所に当てはまるようにデザイン・製作しました。


ルーフは、成形合板でスリット化

社長

スバル360カスタムのルーフは、FRPで軽量に出来ていました。これは、50年以上前に設計された時に、軽量化と室内の広さを確保する事を考慮されていたのでは?と感じました。そして、フォレストオートファクトリーからのオーダーから、閉鎖的な空間にならないように、隙間から青空と陽の光が差し込む天井にしてほしいという要望を考慮し、スリット化するデザインを採用。軽量であり軽快に!強度確保から、成形合板で製作しました。使用している材は、桧の柾目を3mmの厚みに割いて、3枚剥ぎで構成。木目が揃うように割いた順番で接着する事で、曲木で出来ているように演出。

スリット化しても元のルーフの形状が保つように!

オリジナルのルーフは、FRPで立体成形された逸品。この形状がスリットかしたルーフでもイメージできるように、成形合板の型を6種類作成して、成形合板を作っていますので、数メートル離れてみれば、オリジナルのルーフ形状に見える工夫をしています。オープンで走る事も想定して、ボルト4か所で固定・脱着ができます。

室内からみると開放的な空間が広がります。


ダッシュボートからノブまで、木質化!

ダッシュボードパネルは、ビーチクルーザー・バギー・バン共通で、チーク無垢材

国産材でない、チーク材ですが、ヨットやクルーザーの内装のイメージから贅沢に使用しています。

シフトノブ・ライトスイッチ・ワイパースイッチ・イグニッションキーは、サクラ材

シフトノブ・スイッチノブは、埼玉県川越から所沢にかけて短冊上に広がる農用林、三富平地林のサクラの木です。旋盤加工後、シフトパターンはレーザー加工で印字しています。

スバル360の愛称は、「テントウムシ」シフトノブ・スイッチノブは、触覚をイメージして製作しています。

バンの荷室も木質化

荷室は、外枠をシデの木、鏡板部分をサクラの木を使用しています。暖かい空間を演出


東京オートサロン2022 フォレスト オート ファクトリーのブースに展示

フォレストオートファクトリー展示ブースにて、ビーチカーシリーズ3台が展示されました。

2020 FAFビーチクルーザー(バモス・ホンダ) 写真右

2021 FAFビーチバギー (ダイハツ フェローバギー) 写真左

関連記事

●サブロク軽祭り! スバル360とバモスホンダでビーチへGO【東京オートサロン2022】